武田幸三、フィリピンロケで共演陣とヒロインを取り合い!?
2013年3月28日 10:00

[映画.com ニュース] 元キックボクサーの武田幸三の映画初主演作「デスマッチ」が3月27日、沖縄・宜野湾の沖縄コンベンションセンターで行われている第5回沖縄国際映画祭コンペティションPeace部門で公式上映され、武田とエル・ベラスコ、アーティ・モーガン監督が舞台挨拶に立った。
フィリピンでオールロケが行われた今作で、武田は元傭兵のジョーに扮する。夫の暴力に苦しむ人妻リサを助けようとして、その夫を誤って殺害してしまうという役どころ。6年の刑期を終えて出所したジョーは、リサが夫ののこした借金に今も苦しみ続けていることを知り、賭けストリートファイトで金を稼ぎ借金を清算しようとする。
現役を引退後、2年前から俳優として活動する武田は「新たに2カ月間、1日5時間くらいかけて体を作り直して撮影に臨んだ」という。フィリピンロケは12日間と強行スケジュールだったため、「楽しめませんでした。朝から深夜まで撮っていましたから。でも、フィリピンの人々との触れ合いは、とても楽しめました」と笑みを浮かべた。ヒロインのベラスコを気遣う余裕もあり、「キレイでしょう? 男性スタッフ全員で取り合いになりましたよ」とジョークを交えながら場内を盛り上げた。
「取り合いになりませんよ。武田さんが一番強いんだから」と笑い飛ばしたモーガン監督は、実は室賀厚監督(「キャプテン」「スーパーカブ」)が今作限定で改名した呼び名。その理由は、「外国映画の中に武田を放り込もう、本人以外は外国人という環境を作るにあたり、名前を変えてしまおうということになった」と説明。武田の起用については、「僕は西部劇で育ったので、武田版『シェーン』をやりたかった」と製作意図を明かした。
第5回沖縄国際映画祭は、30日まで開催。
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