国分太一、“変顔”で子ども達のハートをキャッチ!
2013年3月23日 14:40

[映画.com ニュース]乙武洋匡氏が自身の教員経験を基に執筆した小説を映画化した「だいじょうぶ3組」が3月23日公開を迎え、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われた。廣木隆一監督と主演の国分太一(TOKIO)、本作で映画初出演を果たした乙武氏、共演の榮倉奈々が登壇した。
先天性四肢切断の障害を抱える赤尾慎之介が、幼なじみの元教員・白石優作(国分)の尽力で夢だった教師への道を実現させ、白石とともに失敗や反省を繰り返しながら個性豊かな生徒28人と向き合っていく姿を描く。
乙武氏は、「自分は原作者で、出演もして本当にいろいろな思いがつまっている作品になりました。自分が教員を務めていた時の思い、何を伝えたかったのか、どのように先生をやっていたのかをこの映画を通して感じていただきたい」と客席に語りかけた。
この日、本作で生徒役を務めた23人の子役がサプライズで客席に登場し、撮影時の思い出が読み上げられた。「撮影中変顔をして現場を明るくしてくれて楽しかった」という国分宛のメッセージが紹介されると、国分は「僕は真剣な顔をしてたんですが……でも結構変顔やっていましたね。子ども達からもらった色紙には8割方『変顔ありがとう』と書かれてました」と明かし、会場を笑わせた。そんな国分に対して乙武氏は「子ども達との距離の取り方が抜群で、きっと彼らも過ごしやすかったんじゃないでしょうか」とほめたたえていた。
今回俳優に初挑戦した乙武氏は、もしまた演じる機会があったらという問いに、「犯人役をやりたい。障害がある人が犯罪を犯すなんてありえないという固定観念を打ち破るためにも、今回は“白”乙武で勝負しましたが、“黒”乙武で勝負したい」と述べると、国分は「お供しますよ!」と乗り気の模様。廣木監督も「“黒”乙武も“黒”国分も全然ありだと思います」とまんざらではない表情で同意していた。
「だいじょうぶ3組」は公開中。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

ハンサム・ガイズ
【すっげぇ楽しかった超刺激作】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

てっぺんの向こうにあなたがいる
【ベスト“吉永小百合主演映画”の話をしよう】独断で選んだTOP5を発表! あなたの推しは何位!?
提供:キノフィルムズ

スパイによる究極のスパイ狩り
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

なんだこのかっこいい映画は…!
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント