若手実力派女優・土屋太鳳「アルカナ」で映画初主演！一人二役に挑戦

週刊ヤングジャンプで2000～01年に連載された原作は、分身が本体をあやめ乗っ取ってしまうという事件を軸に、連続大量殺人事件を終息させたい少女さつきの分身・まきと刑事・村上が、心を通わせながら壮絶な戦いに身を投じていく姿を描いた。

土屋は、「トウキョウソナタ」（黒沢清監督）で銀幕デビューを果たし、「釣りキチ三平」（滝田洋二郎監督）ではヒロイン・ゆりっぺ役に抜てき。その後も着実にキャリアを積み重ね、長谷川博己主演作「鈴木先生」での演技が多くの関係者の間で絶賛されている。今作では一人二役という難役に挑戦し、新境地を開拓した。

また、分身として生まれた生霊である「まき」にひかれていく刑事・村上に扮するのは、舞台・ライブを中心に活躍する中河内雅貴。岸谷五朗、谷村美月ら実力派俳優とともに、作品をしっかりと支えている。

メガホンをとったのは、三池崇史監督、廣木隆一監督らの作品で助監督を務めてきた山口義高。監督デビュー作となるが、助監督時代に携わった多くの作品でロケを行った茨城・常総市でオールロケを敢行した。ロケ1000本の実績を誇る同市から、常総市支援作品に認定され、市全域でのロケに際して全面協力を受けたという。

なお、映画と同時に制作された「アルカナ　ショートムービー　～分身3D～」（www.sukachan.com/movie/page/001449）が、劇場公開に先駆けスカパー！で3月24日午後10時に放送されることも決まった。2Dバージョン（www.bs-sptv.com/program/page/001448）の放送は、BSスカパーで同日午後10時50分から。出演は、深水元基、諏訪太郎ら。

「アルカナ」は、今秋に全国で公開。