新「スター・ウォーズ」にオリジナルキャスト3人復帰!ルーカスが明言
2013年3月12日 11:00
[映画.com ニュース] J・J・エイブラムスがメガホンをとる「スター・ウォーズ エピソードVII」に、マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーのオリジナルキャスト3人が復帰すると、ジョージ・ルーカスが明言した。
ウォルト・ディズニーによるルーカスフィルム買収の背景をまとめたBloomberg Businessweekの記事で明らかになったもので、同紙の取材を受けたルーカスは「マーク、キャリー、ハリソンとはすでに契約を終えている。あるいは契約の最終段階だ」と発言。その後、「もしかしたら、これについてはまだコメントしてはいけないのかもしれないけれどね」と付け加えている。
同記事によれば2011年5月、米フロリダのディズニーランドにオープンしたアトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」のオープンが、ディズニーによる買収のきっかけだという。式典に出席したルーカスは、同席したディズニーのロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)に引退を検討していることを告白。すると、アイガーCEOが、ルーカスフィルムを売却する気はないかと持ちかけたのだという。
「いまは準備ができていない」と断ったルーカスだが、「その準備がそろったときには、連絡する」と返答。ルーカスフィルムのコンピューター・グラフィックス部門であったピクサーが、ディズニーに買収された後も成功を続けていることを高く評価したルーカスは、密かに売却準備を開始。後継者にプロデューサーで長年の友人であるキャスリーン・ケネディを据え、ルーカスフィルムの魅力を高めるために新「スター・ウォーズ」3部作を立ち上げた。そして、プロットが完成したところで、ディズニーに話を持ちかけたのだという。
現在、ルーカスはコンサルタントとしてストーリー会議に参加しており、主に「スター・ウォーズ」世界の物理法則や特性についてコメントしているという。「『クルマには車輪がないんだ。反重力で浮いているんだよ』とか、『スター・ウォーズ』には何百万ものルールがあるからね。『このキャラクターにはその能力がない、こっちの能力を使うべきだ』とかね」。「スター・ウォーズ エピソードVII」は、15年の公開予定。
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