寺島咲、閉館間近の銀座シネパトスは「思い出の映画館」
2013年3月10日 23:30

[映画.com ニュース] 公開中の映画「インターミッション」の樋口尚文監督と出演の寺島咲が3月10日、まもなく閉館を迎える老舗映画館・銀座シネパトスでトークイベントを行った。
3月31日に閉館する銀座シネパトスを題材に、同館最後のロードショーを飾る作品。震災の影響で取り壊されることが決定した銀座の古い映画館を舞台に、支配人のクミコ(秋吉久美子)と個性的な客たちが織りなすドラマを描く。秋吉をはじめ、染谷将太、香川京子、竹中直人、佐野史郎ら個性的なキャストが集まった。
寺島は、「シネパトスはシネコン以外で初めて来た映画館で、私にとっても思い出のある映画館。舞台挨拶でもお世話になっている映画館なので、参加できてうれしかった」と挨拶。そして、「手作り感あふれる現場でみんな映画が好きで作っている感じ。映画に対する愛が伝わってくる映画で、この場所自体がそういう雰囲気を作り出している」と感慨深げだった。
本作で初メガホンをとった映画評論家の樋口監督は、冒頭に登場する重要な役どころに「咲ちゃんしかいないと思った。咲ちゃんは大林宣彦監督の秘蔵っ子。なかなかきっかけがなかったけど、大林監督から『素敵な長岡の花火を一緒に見に行きませんか』というお誘いがまんまときて、花火を見ながら素敵な出演交渉をした」とキャスティングの経緯を明かした。寺島は盲目の少女を演じ、「目が見えない役なので視点を一定にしておかないといけなかったけど、目の動きは表現するのに重要で、それが使えないというのは初めての体験。それ以外で表現しなければいけなかったのは難しかった」と新境地に挑んだ。
最後に寺島は客席を見渡すと、「今日は外で砂がすごくて映画を見に来てくれる人がいるのかなと心配だったけど、初日でもないのにこんなに来ていただき安心した。この映画は監督をはじめ、スタッフ・キャストみんなが、映画が大好きで作った作品。こうして見にきてくださった方々も含め、お客さんがいるからこそ成り立つ。感謝の気持ちでいっぱい」と一礼した。
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