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カンニング竹山「別れのない人生ない」亡き相方への思いを語る

2013年3月7日 15:42

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亡き相方への思いを語ったカンニング竹山(右)
亡き相方への思いを語ったカンニング竹山(右)

[映画.com ニュース]ブレイクを目指す若手お笑いコンビの奮闘と別れを描く「ボクたちの交換日記」のヒット祈願イベントが3月7日、都内で行われ、同作に本人役で出演している芸人のカンニング竹山が出席した。相方の中島忠幸さんが2006年12月に亡くなるまで、お笑いコンビ「カンニング」として活動し、「相方が死んだ時は正直、どうしようと思ったが、別れのない人生はない。立ち止まってもしょうがないので、別れを糧に前に進むべき」と思いを語った。

お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良が、約7年ぶりにメガホンをとった監督2作目。伊藤淳史小出恵介をダブル主演に迎え、解散の危機を迎えた売れないお笑いコンビが、交換日記を通じて本音をぶつけ合う姿を描いた。竹山は「芸人の世界をここまでリアルに描いた作品は初めて。内村さんはふだんからお世話になっている大先輩だが、現場ではオーラがなくて(笑)。でもチームとしてまとまりがあり、とてもやりやすい現場だった」と振り返った。

竹山自身も「30歳を前になかなか売れず、会議を開いた」といい、「結果的に僕らは何とかいい方向に向かったが、(お笑いの世界を)去った仲間もたくさんいた。お笑いを始めるよりも、やめるほうが難しいし勇気が必要。(やめた後)別の分野で頑張っている人もたくさんいるので、『負けた』という見方はしたくないし、してほしくない」と本作が描く“夢をあきらめる勇気”に対し持論を展開した。

イベントにはアニマル浜口親子がそろって応援に駆けつけ、「映画には感動したが、やっぱり夢はあきらめちゃいけない。いいか、京子。次はリオを目指すぞお!」(アニマル)、「私は早く結婚して、孫を見せてほしい」(妻の初枝さん)と得意の夫婦漫才で、芸人のお株を奪っていた。

ボクたちの交換日記」は3月23日から全国で公開。

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