瑛太、同時期に3本のドラマ主演は「チャンスだと思っています」
2013年3月1日 16:15

[映画.com ニュース]NHKの特集ドラマ「極北ラプソディ」の完成会見が3月1日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の瑛太、加藤あい、小林薫が出席した。
映画化、ドラマ化もされた「チーム・バチスタ」シリーズなどで知られる、海堂尊氏の「極北クレイマー」「極北ラプソディ」を実写化。市の財政破綻で満足な医療を提供できなくなった北海道の市民病院を舞台に、理想と現実のはざまで揺れながらも、患者のために奔走する若き医師の姿を描く。
瑛太にとっては、現在放送中の「最高の離婚」(フジテレビ)、「まほろ駅前番外地」(テレビ東京)と並び、同クールで3本目のドラマ主演となるが「チャンスだと思っています」とニッコリ。「30歳になって俳優として次のステージに着実に行きたいと思っています」と語る。本作を経て、「医師として(患者に)向き合う今中という男を演じましたが、ふだん生活をしていて、そういう場で医療と向き合っている人のことを想像したこともなかった。人の死や医療に関する難しさについて考えることになり、いい時間を過ごせたと思います」と明かした。
ドラマのオリジナルキャラクターで、市内の美容院に務める今中の恋人・梢を演じた加藤は「今中と恋仲ですが、母のような存在であり、でもいろんなことに本心で向き合えないところもある存在。北海道の静かな環境もあって、演じながらせつない思いで時間を過ごしました」と振り返った。
撮影は秋(9月)と冬(1月)にほぼ全編北海道で行われたが、小林は「日本にこんな景色があるのかと驚いた」とその美しさに驚嘆していた。「極北ラプソディ」は、3月19日に前編、20日に後編を放送。
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