配給・製作のプレノン・アッシュが破産
2013年2月28日 22:30
[映画.com ニュース] 配給・製作会社のプレノン・アッシュが2月20日、東京地裁より破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。
帝国データバンクによれば、同社が企画・製作を手掛けた日中合作映画「一九〇五」(黒沢清監督/出演トニー・レオン、松田翔太、前田敦子)の製作が、尖閣諸島問題の発生から事実上頓挫し、資金繰りがひっ迫、今回の措置となった。負債は債権者約129人に対し、約6億4300万円にのぼるという。
同社は1988年2月創業、91年3月に法人化し、台湾など外国映画を中心とした配給を手掛けてきた。06年10月期の年収入高は約1億5000万円あったが、近年は案件が減少し、11年10月期の年収入高は約5000万円となっていた。(文化通信)
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