9・11の遺族が「ゼロ・ダーク・サーティ」に抗議
2013年2月27日 19:30

[映画.com ニュース] 米同時多発テロの犠牲者の家族が、キャスリン・ビグロー監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」に抗議をしていると、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
同作は、CIAによるオサマ・ビンラディン捜索を描く物語で、冒頭では真っ暗の画面に、同テロの犠牲者が最期に交わした電話の声が流れる構成になっている。この「演出」にクレームをつけたのは、アメリカン航空11便のキャビンアテンダント、ベティ・アン・オングさんの遺族だ。
「ゼロ・ダーク・サーティ」の冒頭では、アメリカン航空11便がワールド・トレード・センターに直撃する前のベティさんの生々しい音声が無許可で使用されていることから、謝罪を要求する書簡を同作の脚本家であり、プロデューサーを務めるマーク・ボールに送付。もし、アカデミー賞を受賞することがあれば受賞スピーチでの謝罪とともに、ベティさんの名前を冠したチャリティへの寄付、ビデオ版にベティさんの名前のクレジットなどを求めていた。
関連ニュース





【第82回ベネチア国際映画祭】社会派作品が目立つコンペティション ホアキン・フェニックスが夫婦で製作参加の「The Voice of Hind Rajab」が高評価
2025年9月6日 09:40

映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント