「映画クレヨンしんちゃん」第21弾、主題歌はセカオワ新曲に決定
2013年2月18日 17:00

[映画.com ニュース] 人気バンド「SEKAI NO OWARI」の新曲「RPG」が、長寿アニメの劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」の主題歌に起用されたことがわかった。同バンドが映画主題歌を手がけるのは、今回が初となる。
SEKAI NO OWARIは、昨年リリースしたメジャーファーストアルバム「ENTERTAINMENT」が、第54回レコード大賞優秀アルバムを受賞。女優の宮崎あおいが、シングル「眠り姫」のミュージックビデオに出演したことでも話題を集めた。
今回、主題歌に決定した「RPG」は約10カ月ぶりとなる新曲で、映画のテーマと同じく「仲間」「冒険」を歌っている。「空は青く澄み渡り海を目指して歩く 怖いものなんてない僕らはもう一人じゃない」という歌詞は、「仲間とともに戦えるというのはこんなにも心強く、時にこんなにも寂しい思いをするのかと思いながら書きました」。メンバー4人は幼なじみ同士で、「しんちゃんは私たちの良き友達であり、ヒミツの悪い友達でもありました。今回は主題歌のお話を頂いて、今でも彼らの友達でいられたということを、心から嬉しく思っております」と感激のコメントを寄せている。
テレビ朝日の久智治プロデューサーは、バンドが持つファンタジックな世界観にひかれていたそうで「ある日、自宅でSEKAI NO OWARIさんの歌『スターライトパレード』を歌う、しんちゃんと同じ5歳の娘の歌声が。聞けば1度テレビで見ただけで覚えたとのこと。親と子の心を瞬時につかむ詩とメロディ。確信をもって主題歌をお願いしました」とオファーの経緯を説明。そして、「『映画クレヨンしんちゃん』第21作目の主題歌は、園児たちだけでなく、今を生きる人たちの冒険を後押ししてくれる曲」と期待を寄せている。
「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」は、臼井儀人氏の人気漫画をアニメ化した劇場版第21作。「映画 レイトン教授と永遠の歌姫」(2009)を手がけた橋本昌和監督がメガホンをとった。しんのすけたちカスカベ防衛隊が、さまざまな困難にぶつかりながらも、B級グルメの未来をかけた「伝説のソース」を守るため奮闘する。4月20日から全国で公開。
関連ニュース





