柏木由紀、2ndライブで熱唱中に感極まって涙!
2013年2月17日 22:04
[映画.com ニュース] AKB48の柏木由紀が2月17日、ソロデビュー曲「ショートケーキ」の発売を記念し、2ndソロライブとなる「寝ても覚めてもゆきりんワールド~夢中にさせちゃうぞっ~」を東京国際フォーラムで行い、2度にわたるアンコールを含む18曲を熱唱。途中、ソロナンバーの「火山灰」を歌唱中に感極まって涙を流すひと幕もあった。
昨年、中野サンプラザで行なった1stソロライブに集まった2000人の倍以上となる5000人が来場。「ショートケーキ」初回盤に封入されている応募券で応募した7万人の中から、抽選で当選したファンが招待された。「AKB48の時とは違う私をお見せします」「殻を破って素の私を見せたい」という宣言通り、自ら演出にも携わったライブで2時間超にわたってファンを魅了した。
オープニングを飾ったのは、チームBのナンバー「口移しのチョコレート」。そこからMCや特別映像を挟みつつ、「遠距離ポスター」「初日」と最初の3曲でそれぞれ違った衣裳を披露するなど、ハイペースの展開で観客を熱狂の渦に巻き込む。ちなみにこの日はオリジナルのキャラクター“ゆきりんだるま”をデザインした、世界にふたつしかないというTシャツを含め、このライブのためだけに用意された8着の衣裳を着用した。
AKB48のヒットナンバー「GIVE ME FIVE」では、生ドラムを演奏しながら熱唱。さらにゲストとしてギタリストの押尾コータローも来場し、アコースティックバージョンのムーディな「桜の木になろう」も披露した。押尾が「今度はゆきりんのために曲を作りたい」と申し出ると柏木は大喜びで、「歌詞を書く勉強をします! 秋元(康)さんに教えてもらいます」と柏木作詞による再コラボレーションを約束した。
そこから柏木名義のナンバーが続いたが、故郷の鹿児島で応援してくれる家族や友人を思いつつ、自らの夢に向かって進むことを誓う楽曲「火山灰」では、声を震わせ涙を流した。「初めて歌っているときにウルッと来ました。みなさんの顔をちゃんと見ながら歌っていたら……、自分でもビックリです」と語った。
その後のメドレーでは、東京国際フォーラムでのライブ史上最大となる10メートルのクレーンを使った演出で観客の頭上へ。柏木の希望をかなえて取り入れられたもので、「無理と思いつつも言ってみたら、あんなに立派なクレーンを用意していただきました!」と感激していた。
この日のセットリストは柏木自身が考え抜いて決めたものだが、始まってみると「めちゃくちゃ時間が早い(笑)!」。改めてファンに感謝を伝えるとともに、「3度目のライブ、全国ツアーもやりたい!」。さらに「夢はでっかくいきましょう! “ゆきりんワールド”と言うぐらいですから、世界進出はどうですか?」とワールドツアー願望まで飛び出し、ファンの歓声を浴びていた。