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アカデミー賞技術部門が発表

2013年2月15日 13:00

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第1回アカデミー賞作品賞受賞作「つばさ」(1927)
第1回アカデミー賞作品賞受賞作「つばさ」(1927)
写真:Photofest/アフロ

[映画.com ニュース] 映画に貢献した技術や技術者におくられる、アカデミー賞科学技術賞の授賞式が2月9日(現地時間)に行われたと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

オスカー像が授与されるAward of Meritと呼ばれる最高賞には、1886年設立の英レンズ製造メーカ-、クック・オプティクスが選ばれた。同社のレンズは、記念すべき第1回アカデミー賞作品賞受賞作「つばさ」(1927)を皮切りに、ハリウッドの有名作品で使われてきた。

同社レンズが生み出す温かみがあり奥行きのある映像は、“クック・ルック”と呼ばれている。アカデミーの盾が贈られる科学技術賞(Scientific and Engineering Award)は、「ホビット 思いがけない冒険」でゴラムに使用されたWeta DigitalのTissue Character Simulation Frameworkと、Imagineer Systemsが開発したmocha Planer tracking and rotoscoping software、デジタルシネマの撮影時間を延ばすことに貢献したAnton/Bauer社のCine VCLXポータブルパワーシステムが選ばれた。

なお、アカデミー賞科学技術賞の司会は、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のクリス・パインゾーイ・サルダナが務めた。

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