「シュガー・ラッシュ」監督、AKB48の全世界挿入歌は「映画にぴったり」
2013年2月14日 16:00

[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーの長編アニメ「シュガー・ラッシュ」のプレミア上映会が2月14日、都内で行われ、上映後にメガホンをとったリッチ・ムーア監督とプロデューサーのクラーク・スペンサー氏が会見に臨んだ。ゲームの世界を舞台に、ヒーローにあこがれる悪役の活躍を描く冒険ファンタジー。「日本的な文化のフレーバーが詰まった作品。だから来日できて光栄」(ムーア監督)、「ゲーム発祥の地である日本にお礼を言えるのは、とてもうれしい」(スペンサー氏)と日本のファンにメッセージを送った。
また、全世界挿入歌「Sugar Rush」を歌う日本のアイドルグループ「AKB48」について、ムーア監督は「見た目もサウンドも映画の世界観にぴったりだよ。彼女たち以外考えられない。メンバーが48人もいると聞いて驚いたけど(笑)」と発言。スペンサー氏も「すばらしい作品を、より良いものにしてくれた」と楽曲の魅力を語った。
映画は悪役キャラに嫌気がさした主人公のラルフが、自分のゲームを飛び出してたどり着いたレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で、ヒーローになろうと奮闘する。「スーパーマリオ」のクッパや「ストリートファイター」のベガなど日本のゲームキャラクターも登場し、「この映画に説得力を出すには、実在のキャラクターが絶対必要だと思った」(スペンサー氏)。また、ラルフと冒険をともにする少女ヴァネロペは「原宿ガールに影響を受けている」(ムーア監督)といい、「昨日生まれて初めて、原宿に行ったんだ。まさに映画の世界そのもの。もし続編があれば、竹下通りを登場させたい」と会見を盛り上げた。
アニメ界のアカデミー賞とされる第40回アニー賞で、長編アニメ映画賞、監督賞を含む最多5冠に輝き、第85回アカデミー賞では、長編アニメーション賞にノミネートされている。ムーア監督は「とても光栄。完成までに4年を費やしたし、製作途中には、何度も悩み挫折しそうになった。今は頑張って良かったと思うよ」と誇らしげだった。
会見には女性芸人による新ユニット「シュガーズ」のメンバーとして、本作の日本語吹き替え版に参加する「森三中」の大島美幸、村上知子、黒沢かずこ、「アジアン」の隅田美保と馬場園梓が駆けつけた。
「シュガー・ラッシュ」は、3月23日から全国で公開。
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