ジェレミー・レナー、CIAの汚点を暴露した実在のジャーナリストに
2013年2月4日 15:00

[映画.com ニュース] 俳優のジェレミー・レナーが、CIAとコカイン密輸グループの関係を暴露したジャーナリスト、ゲイリー・ウェッブ氏の姿を描く映画「キル・ザ・メッセンジャー(原題)」で、主演を務めることがわかった。
レナーが演じるウェッブ氏は、米サンノゼ・マーキュリー・ニュース紙の記者。1989年にサンフランシスコで起きたロマ・プリータ地震の報道で、スタッフのひとりとしてピューリッツァー賞を受賞した。96年、同紙に連載した「ダーク・アライアンス」という記事で、80年代にCIAがニカラグアのコカイン密輸グループを支援していたと報じ、物議を醸す。このレポートは大手メディアから激しいバッシングを受け、第一線を退いたウェッブ氏は04年、頭部に2発の銃弾を浴びて死亡しているのが発見され、当局はこれを自殺と断定。享年49歳だった。
ピーター・ランズマンが、ウェッブ氏の書籍版「ダーク・アライアンス」とニック・ショウ氏の著書「キル・ザ・メッセンジャー(副題: How the CIA's Crack-Cocaine Controversy Destroyed Journalist Gary Webb)」をもとに脚本を執筆する。レナーは、ダン・ハンドフィールドとスコット・ステューバー、ネオミ・デプレとともに製作も手がけ、テレビシリーズ「デクスター 警察官は殺人鬼」「HOMELAND」のマイケル・クエスタ監督がメガホンをとる予定。今夏のクランクインを目指す。
レナーがジェマ・アータートンとともに主演した「ヘンゼル&グレーテル」は、1月25日に全米で公開され、興収ランキングで1位を獲得。日本では、今年公開予定。
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