向井理、サプライズケーキに驚き 宮崎あおい、してやったり
2013年2月2日 13:37

[映画.com ニュース] 宮崎あおいと向井理が初共演を果たした「きいろいゾウ」が2月2日、全国236スクリーンで公開された。ふたりは、共演の濱田龍臣くん、浅見姫香ちゃん、本田望結ちゃん、緒川たまき、廣木隆一監督とともに、東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶に立った。
この日は、向井が7日に31歳の誕生日を迎えることもあり、宮崎らがゾウの形をしたサプライズケーキを用意。向井は、「ありがとうございます。こんなにたくさんの方に……。本当にありがとうございます」とビックリした様子だ。宮崎は、「なんか動揺していますね。成功です」と、してやったりの面持ちで喜んだ。
西加奈子氏のロングセラー小説を映画化した今作は、出会ってすぐに結婚した宮崎演じるツマ(妻利愛子)と向井演じるムコ(武辜歩)が、互いに秘密を抱え傷つけ合いながらも、夫婦として生きていく意味を見出していく姿を繊細なタッチで描く。
宮崎は、原作の帯コメントに「いつか、この小説の『ツマ』役を演じてみたいです」とメッセージを提供したほどのファンであることを自認。それだけに、「同じものを共有してくださったのかなと思うと、とても不思議な気持ち。ありがとうございますという気持ちでいっぱい」と満面の笑みを浮かべた。
廣木組については、「とても豊かな現場。後半、(演じるツマは)自分のことばかりで余裕がなくなってしまうのですが、いい意味で放っておいてくれるんです。ツマさんでいることを許してくれた、温かい現場でした」(宮崎)、「雰囲気がとても良く、毎日ちゃんと前を向いていこうと思わせてくれる素敵な現場」(向井)と最敬礼。一方の廣木監督は、「ツマとムコの芝居を見るのが楽しみで仕方がなかった」と語り、照れることしきりだった。
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