台湾の歴史大作「セデック・バレ」GW公開決定&日本版ビジュアルお披露目
2013年2月2日 10:00

[映画.com ニュース] 第7回大阪アジアン映画祭で観客賞を受賞した、台湾の歴史大作「セデック・バレ」が、ゴールデンウィークに公開されることになり、日本版ビジュアルが公開された。
台湾で大ヒットを記録した「海角七号 君想う、国境の南」(2008)のウェイ・ダーション監督が、メガホンをとった今作。「レッドクリフ」シリーズのジョン・ウーを製作に迎え、種田陽平がプロダクションデザインを担当した。「第一部 太陽旗」「第二部 虹の橋」の2部構成で、1930年に日本統治下の台湾で発生した先住民・セデック族による霧社事件を描く。リン・チンタイ、ダーチン、ビビアン・スーに加え、安藤政信、木村佑一ら日本人俳優が参加している。祖母が原住民族出身であるスーが、製作費の不足を補うため個人出資を行ったことでも話題を集めた。
「第一部 太陽旗」は、苦しい生活を強いられてきたセデック族が、部族の誇りをかけ武装蜂起するまでにフォーカス。「第二部 虹の橋」では、憎しみや家族愛などの感情が交錯するなかで、セデック族を襲う悲劇を生々しく映し出す。
今作は、戦いの舞台となる台湾中部の霧社の村を、歴史考証に基づき再現。日本版ビジュアルは、奥深い森を背景にセデック族を率いたモーナ・ルダオが仁王立ち。生きるため戦うものが見せる、厳しい眼差(まなざ)しが強烈なインパクトを放つ。
「セデック・バレ」は、ゴールデンウィークに全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー