米ワーナーの後継者が決定 日系3世のツジハラ氏
2013年1月31日 12:30

[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースの次期最高経営責任者(CEO)に、ホーム・エンターテインメント・グループ社長のケビン・ツジハラ氏が決定したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
現CEOのバリー・マイヤー氏が今年引退すると表明したことをうけて、親会社タイム・ワーナーのジェフリー・ビュークス会長は、ワーナーの次期CEOをテレビジョン・グループ社長のブルース・ローゼンブラム氏、モーション・ピクチャーズグループのジェフ・ラビノフ氏、ホーム・エンターテインメント・グループのケビン・ツジハラ氏の3人から選考すると、2年前に発表。ビュークス会長は各グループの発奮を期待したようだが、その後、グループ間で対立が起きて権力闘争が激化していた。
トップランナーはローゼンブラム氏とラビノフ氏と思われていたが、ビュークス氏は3番手のツジハラ氏を指名。他の2人ほど競争心が強くなく、謙虚な姿勢が評価されたという。ただし、CEOへの道を閉ざされた2人がこのままワーナーに残るかどうかは不明だ。
ツジハラ氏は日系3世で、オンラインの確定申告作成サービスの会社を設立した後に、ワーナーに入社。ホーム・エンターテインメント部門で、デジタル配信に力を入れてきた。ワーナーのコンテンツをiTunesやXBoxなど、さまざまなプラットフォームで配信し、新デジタル配信方式であるUltraVioletの推進者のひとりでもある。
ただし、映画、テレビ製作の分野での経験は皆無のため、指導力は未知数だ。ツジハラ氏は、3月1日にワーナー・ブラザースのCEOに就任。ハリウッドのスタジオを指揮する初のアジア系アメリカ人となる。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース




映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス