竹内結子、西島秀俊ら“姫川班”感謝の言葉に感無量
2013年1月26日 13:48
[映画.com ニュース] 竹内結子の主演映画「ストロベリーナイト」が1月26日、全国311スクリーンで公開され、竹内と共演の西島秀俊、大沢たかお、小出恵介、宇梶剛士、丸山隆平、高嶋政宏、生瀬勝久、佐藤祐市監督は、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で舞台挨拶に立った。
9人が登壇するなか、紅一点の竹内はスペシャルドラマ、連続ドラマを経ての映画化だけに、自身が演じた姫川玲子に思い入れもたっぷりの様子で、「地方キャンペーンは皆との思い出作りなんだなと思ってやっていました。でも、これで終わってしまうと寂しくなりますね」と感慨に浸った。
姫川班の面々は、次々と“主任”竹内への感謝の気持ちを口にする。姫川に密かな恋心を抱く菊田和男に扮した西島は、「スペシャルドラマの台本を読んだときに『これをテレビでやるの? 本当に竹内さんがやるの?』とマネージャーに聞いた記憶がある」と述懐。そして、「チャレンジングな要素が詰まった企画だったからこそ、竹内さんは大変だったと思う。何があっても俺たちは姫川班です!」と語りかけた。
さらに、「毎回大変なシーンが多かったけれど、竹内さんのオーラが印象的。すごく格好良かった」(小出)、「竹内さんは掛け値なしに感じが良く、現場の雰囲気も良かった。その人柄に感謝している」(宇梶)、「最後と思いたくない。主任の後姿に支えられた」(丸山)と“上司”へ謝意は止まらない。竹内は、「これで最後なんですね。これまでの3年間の私たちの思いを受け止めてください。私たちがどういう運命をたどるのかにも注目してください」と訴えた。
今作は、誉田哲也氏の“姫川シリーズ”の中でも傑作の呼び声が高い「インビジブルレイン」が原作。姫川と指定暴力団幹部・牧田勲の禁断の愛が物語の軸を占める。暴力団構成員の刺殺事件を担当することになった姫川は、捜査の過程で「柳井健斗」という名を耳にするが、上層部は「一切触れるな」と圧力をかけてくる。姫川は単独捜査に乗り出し、その過程で牧田と知り合ったことで事件が大きく動き出す。