北欧映画と文化を楽しむ「ノーザンライツフェスティバル」今年はノルウェーに注目
2013年1月25日 18:20

[映画.com ニュース] 北欧の映画作家の旧作・劇場未公開作品を上映する映画祭「トーキョーノーザンライツフェスティバル2013」の開催にあたり1月24日、ノルウェー大使館でイベントについての発表会が行われた。ノルウェー大使館参事官のスノーフリッド・B・エムテルード氏は「日本のみなさんに北欧の映画、文化に触れていただく良い機会」とアピールした。
2月9日から1週間の映画上映と並行して1カ月半に渡る各種イベントが予定されており、今年は豊かな自然にはぐくまれたノルウェー文化にスポットを当てた。映画では、「ミレニアム」シリーズや「プロメテウス」で世界的に注目されたノオミ・ラパス主演「チャイルドコール 呼声」(ポール・シュレットアウネ監督)のジャパンプレミアを含む、ノルウェー新作3本の上映と、シュレットアウネ監督の来日が決定した。
映画以外では、ノルウェーの女性アーティストハンネ・ワットネイが2月23日に来日公演を行い、1月30日から渋谷・Bunkamuraギャラリーでノルウェー絵織物作家の矢吹恵子氏とノルウェーアーティストによる展覧会を2月6日まで開催、コーヒー豆のセレクト、焙煎にこだわったオスロの老舗カフェ海外進出第1号店「FUGLEN TOKYO」(渋谷区富ヶ谷)と、アップリンクシアター、Bunkamura、ユーロスペース、東急ハンズに併設されたカフェで北欧風のメニューを提供する。また、発表会ではノルウェー発の絵本キャラクター「KUBBE(キュッパ)」のアニメーションが紹介された。
映画祭全体では、ノルウェー映画3本を含む北欧映画12本とエストニアの短編アニメーション4本、駐リトアニアの領事代理の実像に迫った「杉原千畝の決断」の上映と、昨年好評を呼んだオーレ・エクセルの短編アニメーションを再上映する。ノルウェーのほか、アイスランド、フィンランドの音楽を紹介するイベントや北欧古典映画をテーマとしたシンポジウムも予定されている。
「トーキョーノーザンライツフェスティバル2013」は2月9日、東京・渋谷ユーロスペースで開催。イベント詳細などはWebサイト(http://www.tnlf.jp)で告知される。
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