アニマル、ガッツ、ウルトラマン家族が「東京家族」に感動
2013年1月18日 12:30

[映画.com ニュース] 山田洋次監督の最新作「東京家族」の公開を記念し1月17日、東京・新宿ピカデリーで同作を家族で鑑賞する“家族試写会”が行われた。一般の鑑賞家族に加え、芸能界からアニマル浜口、ガッツ石松、布川敏和の家族が出席。さらにウルトラの父、ウルトラの母、タロウの“ウルトラマン家族”も駆けつけ、映画を鑑賞した。
山田監督の監督生活50周年を記念する今作は、小津安二郎監督の名作「東京物語」(1953)をモチーフに製作された。舞台は大震災後の2012年5月の東京。瀬戸内海の小島で暮らす老夫婦が、成長した子どもたちに会うために上京する姿を通して、家族のきずなと喪失という普遍的なテーマを問いかける。
アニマル浜口は「感動、感動、また感動ですよ。とにかく母ちゃん、長生きしてくれよお」と鑑賞直後から感極まった様子。一方、娘の京子は「日本の美しい景色を通して、人の温かさや真心を感じた。日本が世界に誇れる作品」、妻の初枝さんは「生きるとはつらいことを乗り越えること。優しい涙で拝見した」と静かに感動をかみしめた。娘の結婚に話題が及ぶと「リオ(2016年のリオ五輪)まで待ってくれよお!」(アニマル)、「そんなこと言わず、早く結婚してほしい」(初枝さん)と仲良く“夫婦漫才”を披露した。
ガッツ石松は、娘でタレントの鈴木佑季、現在自身のマネージャーを務める息子の鈴木健太さんと鑑賞し「いやあ、泣けた。OK牧場ならぬ感動牧場だね」とご満悦。「寅さんみたいに笑えるシーンもあるし、山田監督の集大成だと思う。家族のことを思い直すいい映画」と太鼓判を押していた。
また布川は「ぜひ家族一緒に見てほしい。それぞれの立場で見ることができる」と語り、隣に立つ息子で俳優の布川隼汰を見つめながら「子どもが生まれてからは、涙もろくなっちゃって……」としみじみ。隼汰が「早くおじいちゃんにしてあげたい」と願望を語ると、「目標はヤックン、モックンよりも早くおじいちゃんになること」と笑顔を見せていた。
「東京家族」は1月19日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge