堺雅人、故郷・宮崎で新成人にエール「思うように生きてほしい」
2013年1月16日 12:20

[映画.com ニュース] 俳優の堺雅人が1月14日、宮崎セントラルシネマで行われた主演作「ひまわりと子犬の7日間」の“成人の日特別試写会”に、平松恵美子監督、牧元幸司副知事らとともに出席した。
堺が故郷・宮崎で舞台挨拶に立ったのは、今回が初めて。1992~93年生まれの若者が今年成人したことを受け、「ちょうど僕が宮崎から東京に出たころなんですけれど、もうそんなに時間がたったのかと思います」としみじみ。当時を振り返り、「本当に何も考えずにぼんやり『役者になるんだろうなあ』とだらだら日々過ごしていましたので、皆様のしっかりしたお姿を見ると僕の何倍もしっかりしているので、何倍も素晴らしい大人になると思います」と門出を祝福した。
堺は、会場に集まったファンから「20歳の失敗談」を問われると「何の将来の展望もない状態で、勝手になろうと思って役者になってしまったことですかね(笑)」と吐露。そして、「でも何が正解か不正解かはわからないので、僕も思うように生きてきました。皆さんにも自分が思うように生きてほしい」とエールを送った。
今作は、山田洋次監督作品の共同脚本・助監督を務めてきた平松監督がはじめてメガホンをとり、実話をもとに犬の親子と管理所職員のきずなを描いたドラマ。主演を務めた堺は、「宮崎の言葉でお芝居をするというのは長年の夢でしたので、家宝にしたいぐらいの素晴らしい作品」と自信をのぞかせた。
「ひまわりと子犬の7日間」は、3月9日から宮崎で先行上映。16日から全国で公開。
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