テーマは“闘鶏” R・コーマン製作の伝説の作品が39年の時を経て日本初公開!
2013年1月16日 19:00

[映画.com ニュース] B級映画の帝王と呼ばれるロジャー・コーマンが、映画史上初の“闘鶏”というテーマに大ヒットを予想し、当時ハリウッドから干されていた弟子モンテ・ヘルマン監督にチャンスを与えて1974年に製作した超異色作「コックファイター」が、39年の時を経てニュープリント版で日本初公開することがわかった。
主演は「ガルシアの首」の名優ウォーレン・オーツ。闘鶏トレーナーのフランクは、大口を叩いたにもかかわらず試合で大敗し、全国チャンピオンになるまで口を利かないという誓いを立てる。やがて最強の鶏「白い稲妻」を手に入れたフランクは猛特訓を開始するが……。アカデミー撮影賞受賞の撮影監督ネストール・アルメンドロス、アントニオ・カルロス・ジョビンに捧げられた歌曲「アントニオの歌」で有名なマイケル・フランクスが音楽を担当と実力派のスタッフが集合した。
コーマンは、ヘルマン監督の「断絶」(71)の興行惨敗から、復活のチャンスを与えるためメガホンをとらせたが、実は本作もまた興行的に失敗。低予算で利益を出すことで知られるコーマン製作作品の中では数少ない赤字作品の1本となった伝説の1作でもある。コーマンが目を付けた、闘鶏というテーマがどのように映画として展開されるのか、是非スクリーンで確かめてほしい1本だ。
「コックファイター」は1月19日渋谷・シアターイメージフォーラムで公開。
(C)1974 Rio Pinto Productions, Inc. and Artists Entertainment Complex, Inc.
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