クラウス・キンスキーの長女が父親からの性的虐待を告白
2013年1月13日 20:00

[映画.com ニュース] ベルナー・ヘルツォーク監督とのコンビで知られたドイツの俳優クラウス・キンスキー(1991年に65歳で死去)の長女ポーラ・キンスキーが、父親から性的虐待を受けていたことを自伝で告白した。
来週ドイツで刊行される自伝「Kindermund」に先がけ、ポーラが独シュテルン誌とのインタビューで明かした。それによると、ポーラは5歳の頃から14年にわたって、父親から繰り返しレイプされていたという。
ポーラは「父は欲しいものは何でも手に入れようとする人で、私が嫌がってもまったく気に留めなかった。暴力的にレイプして、後から高価な贈り物で埋め合わせようとした。彼にとって私は単なるおもちゃのようなものだった」と述懐している。
19歳で家を出て以来、父親とのいっさいのコンタクトを断ったというポーラは現在60歳。今になって自伝を出版しようとした理由は、自分はその後も父親の悪夢にうなされているにもかかわらず、「伝説の俳優」としての父親の名声が高まることに耐えられなくなったからだという。また、「同じ被害に遭った女性たちが声を上げるきっかけになれば」とも話している。
なお、クラウスには3人の子どもがおり、長女のポーラ、異母妹ナスターシャ・キンスキー、弟ニコライ・キンスキーともに俳優になった。ポーラは虐待についてナスターシャと話したことはなく、現在もコンタクトはとっていないそうだ。
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