連続ドラマ初主演の黒沢かずこ「私そんなにブスだったんだ!?」
2012年12月10日 17:48

[映画.com ニュース] NHK新ドラマ「嘆きの美女」の第1話完成披露試写会が12月10日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の黒沢かずこ(森三中)、共演の矢田亜希子、横山めぐみ、中村静香が会見した。
原作は柚木麻子氏の同名小説。容姿にコンプレックスを抱えた引きこもりの池田耶居子(黒沢)が、ひょんなことから美人のみが集うWEBサイト「嘆きの美女」の管理人・浜島ユリエ(矢田)の豪邸で、美女たちと共同生活を行うはめになるドタバタを描いたコメディ。
沖縄国際映画祭グランプリ「クロサワ映画」(10)でヒロインを演じ、本作で連続ドラマ初主演に挑んだ黒沢は、「最初ドッキリかもしれないと思った。吉本新喜劇でしか舞台をやったことがなかったのでお芝居の経験もないし、俳優さんって怖いと思っていたけど、皆さん本当に優しく温かく見守っていただきラッキーだった」とニッコリ。しかし、「第1話のタイトルが『ブスVS美女』って聞いて、『え、私そんなにブスだったんだ!?』とビックリ。NHKさんでもそんなストレートに言うんだと…」と肩を落とした。そんな黒沢を見かねた矢田は、「演出さんが『黒沢さんがチャーミングだからブスじゃないといけないのにかわいくなっちゃう』って言ってたよ」とフォローし、ドラマさながらの掛け合いで笑わせた。
自他ともに認める美人モデル役を演じた矢田は、「黒沢さんが同級生と知り、それだけでうれしくなったし、現場でも仲良くさせていただき楽しく撮影できた。だけどこんなにブスブス言っているドラマは衝撃的。何も考えずにクスクス気楽に笑えるコメディ」とアピール。美人料理研究家役の横山は、「美女側の役をいただけてうれしくて、43歳にもなるのに水着になってしまった。色んな意味で、ド迫力でビックリ!」と美しいプロポーションを披露。看護師役の中村は、役柄を「天真爛漫な女の子で、耶居子の良い感じの妹分。これからみんなの個性がどんどん出てきてコメディ色が強くなるし、女性の汚い部分とそれを乗り越えていく女性の強い部分を男性にも見てほしい」と語った。
さらに黒沢は、女友だちとの友情を維持するコツを「男で変わらないこと。彼氏ができても彼氏のところばかり行かず、友だちも定期的に大事にする。浮かれないことは大事!」と自身の苦い経験談を交えながら女性たちに警告。すると横山が、「大恋愛の最中の友だちがいたら待ってあげることも大事」とたしなめ、恐縮した黒沢は「さすが人生の先輩」と深々とうなずいていた。
「嘆きの美女」は、NHKBSプレミアムで2013年1月12日午後11時15分から放送(全8回)。
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