銀座シネパトス最終上映作品「インターミッション」予告編完成
2012年12月2日 16:00

[映画.com ニュース] 映画評論家・樋口尚文氏がメガホンをとる、銀座シネパトスの最終上映作品「インターミッション」の予告編が完成した。日本映画黄金期の大スターから、現在のインディペンデント映画をけん引する若手ホープまでが結集したぜい沢な構成。映像の途中で流れる「何なんだ、この映画は」というテロップ通り、片時も目を離すことができない仕上がりだ。
東京・銀座唯一の名画座として親しまれてきた銀座シネパトスだが、同館の所在地である三原橋地下街の耐震性の問題で取り壊しが決まり、2013年3月末での閉館を余儀なくされた。今作のメガホンをとる樋口監督は、閉館を惜しむファン、俳優、スタッフらの思いを代弁するかのごとく、私費を投じて同館でのオールロケによる映画製作を決意。この熱い思いを受け、樋口監督からオファーを受けた俳優は誰ひとりとして断ることなく、手弁当での撮影を快諾した。
予告では、主人公となる名画座の支配人夫婦を演じる秋吉久美子と染谷将太の姿はもちろん、“アブないお客様たち”が躍動する。ひし美ゆり子と畑中葉子、小山明子と夏樹陽子が客席で語らう姿は、どこまでも自然体。竹中直人と大島葉子、佐野史郎と寺島咲による“クスッ”と笑えるやり取りからも目が離せない。
さらに香川京子、佐伯日菜子、中川安奈、杉野希妃、大瀬康一、古谷敏らも存在感を放っている今作は、タイトル通り劇場の休憩時間に展開される、ユニークな観客たちの会話劇が織りなすブラックコメディ。予告終盤に強烈なインパクトを放つ「映画っていうのは、何でもありなのよ」というセリフが、全てを暗喩している。
「インターミッション」は、2013年2月23日から東京・銀座シネパトスで限定公開。
Copyright (C) 2013「インターミッション」フィルムパーナーズ
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹