2020年までに中国が世界No.1の映画市場に
2012年11月29日 21:40
[映画.com ニュース] 「アイアンマン3」やドリームワークス・アニメーションなど、ハリウッドが中国と積極的に共同製作を行うなか、2020年には中国が世界最大の映画市場になるとの予測が発表されたと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
監査法人アーンスト&ヤングは、同社が上海で主催するメディア・カンファレンスに合わせて、「Spotlight on China」と題した報告書を作成。その報告書によれば、中国のメディア及び娯楽産業は、10年から15年までの間に年17%のペースで成長すると予測している。
その要因のひとつは劇場興行収益の上昇で、中国の映画市場はすでに日本を抜いて世界第2位になっており、20年には1位のアメリカを抜く見込みだという。中産階級のメディアや娯楽に対する支出が増えており、10年は3500億ドルだったのが、昨年は5470億ドルに跳ね上がっている。
11年段階では、全体の18%にあたる2億4700万人が中産階級とみられているが、20年までには6億人に膨れあがる見込みで、外国のメディア企業にとってみれば看過できない巨大市場となる。中国市場の難点は、消費者の好みが非常に変わりやすく、海賊版の横行にあると指摘。しかし、機敏さと順応性、および忍耐力がある企業であれば、長期的には成功する可能性が非常に高いとまとめている。
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