イギー・ポップがMDMAでの恐怖、ボツにした自伝映画を語る
2012年11月15日 17:30

[映画.com ニュース] 観客席へのダイブなど過激なパフォーマンスで知られるパンクロック歌手のイギー・ポップが、9月に仏パリでコンサートを行い、自らのドラッグ体験を仏芸能誌に語った。
ザ・ストゥージズとして活動していた60~70年代、ステージ上でドラッグを使用したり、体をナイフで傷つけるなどの過激な行動で世間を騒がせ、重度の薬物依存で入院を余儀なくされたイギー・ポップ。その後克服し、現在はソフトで合法的なものを使用しているという。
過去に経験したドラッグで最も強かったのは、スピードボールと呼ばれるヘロインとコカインの混合物で「腕を失いそうになった」。最も恐ろしかったのが、“ドラッグキャリア”の終わりに使用したというMDMAで「話すことも歩くこともできなかった。そしてセックスすることしか考えられなかった。ひどい経験で、二度とやらないと誓ったよ」と明かし、ドラッグ使用によって印税などの「クソみたいな契約を結ばされたのを後悔している」と語った。
また、イライジャ・ウッド主演で製作される予定だった自伝映画の企画を中止した件については、シナリオは良かったが宣伝活動に参加することを要求されたことが不満だったといい「自伝作品は死んでからか、もっと年をとってからの方がいいんじゃないか」と希望を述べている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、どの映画を観たらいいですか?
【答え:私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
非常識なまでの“面白さと感動”
【涙腺崩壊も待ったなし】“最弱の青年”と“下半身を失ったアンドロイド”…ヤバすぎる世界へ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ