「マメシバ一郎」第3弾、特報で佐藤二朗が脱ニートに成功

(C)2012「マメシバ一郎　フーテンの芝二郎」製作委員会

［映画.com ニュース］　豆柴犬と無職の中年男性の交流を描いた、人気シリーズの最新作「マメシバ一郎　フーテンの芝二郎」が、2013年2月9日に公開されることになり、このほど劇場版特報が公開された。

「幼獣マメシバ」（2009）、「マメシバ一郎3D」（11）に続き、個性派俳優・佐藤二朗がアラフォーニートの主人公・芝二郎を演じるシリーズ第3弾。シリーズおなじみの亀井亨監督がメガホンをとり、映画とテレビドラマで展開。藤田弓子、志賀廣太郎、角替和枝、高橋洋（「高」ははしご高）らをはじめ、初参加の南沢奈央がヒロイン役で出演する。

38年間、実家で親のすねをかじり続けてきた芝二郎は、母親の作戦によりニート生活から抜け出す。なんとかペットショップに勤務するが、サボりぐせが直らず同僚と衝突してばかりの毎日。しかしある日、芝二郎は店長から、「次へのステップアップのため」としつけ教室の担当を任されてしまう。

特報は、布団から出ようとしないパジャマ姿から一転、しつけ教室を担当し、転職に資格取得の勉強にと目まぐるしく活動する芝二郎を映し出す。芝二郎は、「ニートと呼ばれたあのころが懐かしいですな」とひょうひょうとしたいつもの口調で、“脱ニート”を宣言。前2作とは違った一面を見せている。芝二郎の側に寄り添う、一郎の愛らしい姿も健在だ。

また、劇場公開に先駆け、緊急企画「マメシバ一郎　フーテンの芝二郎　ぼやっと前半まとめ番組」が、11月10日からtvkをはじめとした全国8の放送局（とちぎテレビ、tvk、テレビ埼玉、千葉テレビ放送、三重テレビ放送、KBS京都、サンテレビ、岐阜放送）で順次放送される。高橋扮する二郎の親友・ベーちゃんがナレーターとして登場し、10月から放送中のドラマ版の前半を振り返る。

「マメシバ一郎　フーテンの芝二郎」は、2013年2月9日から全国で公開。