大沢たかおの古代衣装を内田有紀が絶賛!
2012年11月4日 01:30
[映画.com ニュース] 大沢たかお主演によるNHKの大型時代劇「火怨・北の英雄 アテルイ伝」の撮影取材会が11月3日、神奈川・横浜の緑山スタジオで行われ、大沢をはじめ、北村一輝、内田有紀、大杉漣、伊藤歩、高梨臨、石黒賢、神山繁、江波杏子ら主要キャストが勢ぞろいした。
原作は、高橋克彦の小説「火怨・北の耀星アテルイ」。奈良時代から平安時代にかけて東北地方で自然とともに暮らしていた蝦夷(えみし)の民を率いて、東北平定を目論む中央の朝廷軍と戦った阿弖流為(あてるい)の生涯を描き出す。
10月初旬に岩手ロケで撮影がスタートし、その後スタジオでの撮影が行われてきた。大沢は岩手の大自然での撮影について「ふだん、あまりモニターを見ないのですが、たまに見てみたらビックリするくらい美しかった」と述懐。実際に阿弖流為ら蝦夷の民が暮らした地での撮影に「責任を感じるし、その辺で(阿弖流為が)見ているだろうと思いながらやっていました」と語った。
当時の風習や文化を伝える資料がほとんど残されていない中での制作ということで、時代考証など俳優のみならずスタッフも苦労が多い様子。縄文文化をベースに様々な文化を取り入れながら衣装や美術が作られた。この日、キャスト陣は独特のヘアスタイルと衣装で登場したが、大沢は「時代劇というよりも古代劇。まさか自分の俳優人生で、竪穴式住居で生活することになるとは思わなかった(笑)」と言いつつ、妻役の内田から「大沢さんはこのカッコ似合っています」とほめられ、ニッコリ。「いままでに見たことのないオリジナリティあふれる作品になると思います」と力強くうなずいた。
阿弖流為の親友で、ともに戦いに身を投じる母礼(モレ)を演じる北村は「この時期に東北を舞台にしたドラマに参加できることに感謝しています」と挨拶。「原作とは違う部分もありますが、原作に負けないくらい素晴らしいものになっています」と大沢同様に今作ならではの面白さを強調する。さらに、「ふだんの時代劇では所作などを気にするんですが今回は調べるにも調べようがない(笑)。それよりも何を伝えたいか? ということを中心に考えています」と強い思いをうかがわせた。
神山と江波は阿弖流為の両親、石黒は兄を高梨は妹を演じるほか、大杉は阿弖流為に信を置く一族の男を、伊藤は阿弖流為や母礼と共に果敢に戦う女戦士に扮している。今後、撮影は再び岩手や宇都宮などでロケが行われる予定。
「火怨・北の英雄 アテルイ伝」はBSプレミアムにて2013年1月に全4回で、NHK総合で3月に全2回で放送。
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