伊藤英明“海猿問題”なんのその!「おれはやっぱり仙崎大輔」
2012年10月30日 22:29

[映画.com ニュース] 俳優の伊藤英明が10月30日、都内で行われた主演最新作「悪の教典」の女子高生限定試写会に出席し、メガホンをとった三池崇史監督とともに上映後の舞台挨拶に立った。
本作で目的のためなら殺人もいとわないサイコパス(反社会性人格障害)の教師・蓮実聖司を怪演。客席から「蓮実と(代表作「海猿」)の仙崎では、どちらが自分に近いですか?」と質問されると「どっちも演じるのは楽しいよ。ただ今回は心労で、じんましんが出るくらい大変だった……。おれはやっぱり仙崎大輔かな」と宣言。現在「海猿」シリーズの原作者・佐藤秀峰氏のツイッター上での発言が注目を集めるなか、今月10日に行われた完成披露試写会に引き続き「伊藤英明のことは嫌いになっても、『海猿』のことは嫌いにならないで」と茶目っ気たっぷりにアピールしていた。
貴志祐介氏のベストセラー小説を映画化。生徒から慕われ、学校やPTAからも評価される高校教師・蓮実がいじめ、モンスターペアレンツ、セクハラ、淫行など問題だらけの学校で、自らの目的を果たすため、躊躇(ちゅうちょ)なく殺人を繰り返す姿を描くバイオレンスサスペンス。第7回ローマ国際映画祭コンペティション部門への出品が決定している。
過激な描写を理由にR15指定を受けた本作。伊藤は、上映中の客席を観察していたといい「途中で退席した女の子、大丈夫でした? おれが悪いんじゃないよ。悪いのは監督(笑)」。一方、三池監督は「伊藤さんの“素”はあんな感じだから、今回は楽だったはず。逆にふだんは演じていると思う。だから『海猿』ができるんだよ」と応戦した。女子高生の質問に答える形で、中学時代にしでかした“悪さ”やファーストキスの思い出を語り、黄色い歓声を浴びると「まだまだイケるな」とご満悦。舞台挨拶終了後には、伊藤本人の希望で来場者150人全員を相手に“即席握手会”が行われた。
「悪の教典」は11月10日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge