“タリウム少女”を演じた倉持由香、作品への賛否両論を歓迎!
2012年10月27日 05:00

[映画.com ニュース]第25回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門に出品されている「GFP BUNNY タリウム少女のプログラム」の舞台挨拶が10月26日にあり、主演の倉持由香に共演のTakahashi、渡辺真起子、土屋豊監督が登壇した。
2005年に実際に起きた、タリウムを実の母親に投与して殺害しようとした“タリウム少女事件”をモチーフにした本作。科学に異常な関心を示し様々な生物の観察、解剖を行い、高校で自らが受けるイジメまでも観察対象にする主人公の少女と声のみで登場する“監督”の対話によってメタフィクション作品として進行していく。
本映画祭での上映は22日に続いて2回目となるが、1回目の上映後、その過激な内容についてTwitterやブログで話題に。当日券も午前中に完売となった。
倉持は突如として注目が高まったことに対し「反響をいただきありがたく思います」と笑顔。「両親や友人の分のチケットを確保していなかったので、慌てて今日の9時半に自分で並んで買いました(笑)」と明かし、これから映画を鑑賞する観客に「賛否両論あると思いますが最後まで楽しんで」と呼びかけた。渡辺は少女の母親役を演じたが「恐ろしいような鈍感なよう普通のような役です」と意味ありげに微笑む。
体中に入れ墨を施した身体改造アーティスト”のTakahashiは、“人体改造少年”という役柄で出演。本作へのオファーについて「受けるかどうか悩みました。我々の世界の描かれ方次第では断ろうかと思いましたが、台本を読んで『このお話なら』と受けました」と明かす。劇中の過激な描写について「苦手なシーンもあるかと思いますが、観終わった後にモヤモヤして帰っていただけたらうれしいです」と観客の反応を楽しむかのように語っていた。
フォトギャラリー
関連ニュース





「第2回Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭」最優秀長編作品賞はペルーの「ルーツ 岩と雲の先へ」 「島から島へ」が審査員賞、観客賞の2冠
2025年3月1日 22:00

映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

シリーズ未見の人が観たら…
【大好きなやつでした】不覚にも“秒”で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【社会現象「パラサイト 半地下の家族」の次はこれ】“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画料金2000円は高すぎるだろ!!!!
【…というあなたに】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)