吉行和子、宮崎弁は「堺雅人からも教えてもらった」
2012年10月21日 15:40

[映画.com ニュース] 堺雅人主演の「ひまわりと子犬の7日間」のティーチインイベントが10月21日、都内で開催中の第25回東京国際女性映画祭で行われ、吉行和子と平松恵美子監督が登壇した。宮崎弁を使いこなす役どころに苦労したという吉行は、「(方言指導の)先生もいたんですけど、(同県出身の)堺さんからも教えてもらったりしました。でも時々私が間違えると、『間違えるのがいい』って言って面白がったりするんですよ(笑)」と振り返った。
2007年に宮崎の保健所で起こった、犬と人間の奇跡の実話をもとにした本作。交通事故で妻を亡くし、2人の子どもを懸命に育てる保健所職員・神崎彰司に堺が扮し、その母親役を吉行が演じている。動物と触れ合うことで得られる喜びや悲しさが丁寧に描かれたストーリーだ。本作が初メガホンとなる平松監督は、20年にわたり山田洋次監督のもとで脚本家、助監督として経験を積んできた。
劇中に登場する犬たちの演出方法について、平松監督は「理想をドッグトレーナーの方に伝えるんですけど、『やってみなけりゃわからないです』って言われるんです(笑)。だからうまく近づいた場合もあれば、まったくできなかったこともありました」と笑顔で答え、繰り返しテイクを重ねながらの、やりがいある現場だったことを語った。
台本を読んだ際の第一印象をたずねられた吉行は、「1ページ目から、どうやってこれを撮るのかしらと思いました。この犬たちの数の多さに心配しました。私なんて、2匹くらいでも足元に走り回っていたら大変なのに」と述べ、無事に撮影をこなした平松監督の手腕を称えた。
来年1月には「東京家族」(山田洋次監督)の公開も控えている吉行。「本当に恵まれているなと感じます。幸せ」と、映画愛をうかがわせるコメントを述べて会場をなごませた。
「ひまわりと子犬の7日間」は2013年3月16日から全国で公開。
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