「探偵はBARにいる2」札幌で撮入 大泉洋はアクション増にあきれ顔
2012年10月19日 05:00

[映画.com ニュース] 大泉洋が主演し大ヒットを飾った「探偵はBARにいる」の続編にあたる、「探偵はBARにいる2」がこのほど、北海道・札幌でクランクインした。原作は、東直己氏のススキノ探偵シリーズ第5作「探偵はひとりぼっち」。探偵の衣装に身を包んだ大泉は、「気合入りましたね、久々に。びしっとね! 髪もかちっとして、コートもばしっと着て。始まった! と。改めて着てみて、このコート重いなと思いました」と“舌”好調の様子で、喜びをあらわにした。
昨年9月10日に全国251スクリーンで封切られた前作「探偵はBARにいる」は、第24回日刊スポーツ映画大賞で石原裕次郎賞を受賞、第35回日本アカデミー賞で作品賞を含む7部門に名を連ねるなど、多くの映画賞を席巻。今回も、大泉演じる探偵と松田龍平扮するマイペースな相棒・高田のコンビは健在で、札幌ススキノを縦横無尽に駆けめぐる。
今作は、探偵が足繁く通うショーパブの従業員で、友人でもあるオカマのマサコちゃんが殺害され大きく動き出す。手品が得意だったマサコちゃんは、マジックコンテストの全国大会に出場したばかりだった。遅々として捜査が進まないなか、探偵は「マサコちゃんは政界の闇に触れて殺された」という噂を耳にする。時を同じくして、探偵を尾行してきた女から受けた事件究明の依頼。友人の死に隠されたものを調べるため、探偵と高田は自分たちのルールで真相に迫る。
前作よりもアクションが増えているそうで、大泉は「今回はひどいですね! バカじゃないの?っていう。アニメじゃないんだから! こんなことできないですよ! 車から車に飛び移るとか、どうするんでしょうね」とあきれ顔。松田も同調し、「“え? これやるの?”っていうようなことが、さらっと台本に書かれているので。へたしたら見逃すくらいの(笑)。大変そうですけど、面白くなりそうです」と意欲をみなぎらせる。
さらに、大泉は見どころを「探偵の激しいベッドシーンがあったので、驚きました。いよいよ、ベッドシーンか!」とほのめかしている。ロードムービー的な要素も含まれているといい、「探偵と高田とヒロインがひとつの車で旅をする。そこでの友情じゃないけど、そういう楽しさがあるんじゃないですかね」と話した。
ロケ地・札幌では、前作の撮影に使われた飲食店などが観光スポットと化しており、配給の東映によれば経済効果は7億円にのぼるという。また、DVDの売れ行きも好調で、年内には実売が6万枚に達する見込みだ。今作以降もシリーズ化が続くようであれば、さらなる“現象”を生み出すことは間違いない。11月上旬にクランクアップ予定。
「探偵はBARにいる2」は、2013年5月11日から全国で公開。
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