ソフトバンク&avex提供の新エンタメサービス「UULA」が12月からスタート
2012年10月11日 07:00
[映画.com ニュース] ソフトバンクモバイルの「SoftBank 2012 Winter-2013 Spring」発表会が10月9日、都内で行われソフトバンクモバイルの孫正義代表、エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人代表取締役社長が出席。ソフトバンクのスマートフォン向け新サービス「UULA」を12月(予定)から提供すると発表した。
同サービスは、ソフトバンクとエイベックス・エンタテインメントによる合弁会社「UULA(ウーラ)」が運営し、エンタテインメントの新しいインフラの形を提案する。月額490円の定額制で、国内外の映画、ドラマ、アニメなど映像コンテンツをはじめ、ミュージックビデオ、ライブ映像、カラオケ映像などの音楽コンテンツを合計5万コンテンツ以上配信。今後は、チケットやグッズなどが購入できるエンタテインメントの総合プラットフォームを目指す。12月時点では4G、3Gのスマートフォンのみの対応となっているが、iPhone、iPadへの対応も予定しているという。
孫代表は、新たなサービス展開を控え「新サービス『UULA』は、まったく新しいコンテンツサービスです。画期的なコンテンツを松浦さんとつくっていきたい」と意欲をのぞかせた。一方の松浦社長は、「音楽業界における環境の劇的な変化は、僕らのビジネスそのもののみならず、音楽そのものにまで変化を与えています」とエンタテインメント業界の現状を説明。そして、「人々に届けるという仕組みを僕ら自身がつくらないといけない時期にきている」と指摘し、インターネットの利便性と危険性に触れながら「1番大切なことは、最高に安全で、すごく簡単に自分が欲しいコンテンツを得られるサービスであること」と語った。