小池栄子が祝福！「ペンギン夫婦の作りかた」平林克理監督が入籍

石垣島の“食べるラー油”を全国的な知名度に押し上げた夫婦の絆を描く本作で、小池は国際結婚した夫とともに食べるラー油を生み出す主人公・歩美を演じ「思い入れが深い作品。強くて深い愛情で結ばれた夫婦の姿に、私自身も考えさせられた」。舞台挨拶では小池とともに登壇した平林克理監督が、交際中の一般女性との入籍を発表し「確かにこの映画を見ると結婚したくなる。まるでおふたりのための映画ですよね」（小池）、「今朝、届けを出しました。こんな日にすみません。僕もいろいろと勉強させていただきます」（平林監督）と語り、会場は祝福ムードに包まれていた。

小池は「猟奇的な役柄のオファーが多い私に（笑）、等身大でチャーミングな女性役をオファーしてくれる監督がいるんだと驚いた」と述懐。一方、平林監督は「台本を手にした2年くらい前から、どうしても小池さんにお願いしたいと思っていた」とキャスティングへの思い入れを語った。

映画は国際結婚や都会から離島への移住、帰化問題などを通して、食べるラー油誕生の裏に隠された夫婦のエピソードを描き出していく。舞台挨拶には、小池と平林監督をはじめ、法務局の役人を演じた深水元基、主題歌「ヌチグスイ」を歌う石垣市出身の歌手・宮良牧子、映画のモデルとなった辺銀（ぺんぎん）暁峰さん、愛理さん夫妻が登壇。夫・ギョウコウを演じた台湾の人気俳優ワン・チュアンイーは「スケジュールの都合」を理由に、急きょ舞台挨拶への登壇をキャンセルした。

同日、ユナイテッド・シネマ豊洲をはじめ、全国20カ所のユナイテッド・シネマで一斉に完成披露試写会が行われ、計4000人の観客が本作を鑑賞した。

「ペンギン夫婦の作りかた」は10月20日から全国で公開。