米アカデミーがオンライン投票を導入
2012年9月23日 14:08

[映画.com ニュース] アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が、今年度のアカデミー賞からオンライン投票を導入することになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
アカデミー賞は6000人前後のアカデミー会員の投票によって決定するが、過去84年間にわたり記入した投票用紙を郵送するシステムが採用されてきた。いまになってAMPASがオンライン化を推し進める理由は複数あるという。2000年に4000通もの投票用紙を一時紛失するなど、アメリカ郵便公社(USPS)が頼りにならないうえに、外国人会員が増大したため外国からの航空郵便が遅延する危険性が増えたこと。さらに、集計のスピードをアップすることで、日程を自由に組める点だ。
実際、オンライン投票を導入することで、来年のアカデミー賞のノミネート発表は1月15日から1月10日に前倒しすることが可能となった。AMPASは一年をかけて、集計作業を行うプライスウォーターハウスクーパースと、デジタル選挙支援のEveryone Counts社と共同で研究・開発を行ってきた。その結果、利便性とセキュリティを兼ね備えたオンライン投票システムを構築できたという。なお、今回はまだテストケースであり、従来通りの郵送による投票も可能だという。
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