沢尻エリカ復帰作「ヘルタースケルター」2度目の海外映画祭決定!
2012年9月7日 16:25

[映画.com ニュース] 沢尻エリカの5年ぶりの銀幕復帰作「ヘルタースケルター」が、10月10~21日(現地時間)に開催される第56回ロンドン映画祭「DARE pathway」部門に、正式出品されることがわかった。同月12日には、蜷川実花監督が舞台挨拶とティーチインに出席する。
同映画祭は、昨年を上回る規模での開催が発表されており、ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガー、キース・リチャードの登場が予定されている。今作が出品される「DARE pathway」部門は、本年度からディレクターに就任したクレール・スチュアート氏によって新設された部門で、「攻撃的で率直で強烈な印象を残す作品」を紹介する。
台北国際映画祭(6月29日~7月21日)に続き、2度目の映画祭出品となる今作。北野武監督やウォン・カ―ウァイ監督を発掘したことで知られる、映画評論家のトニー・レインズ氏によって、特別招待作品として選出された。
レインズ氏は、舞台演出家・蜷川幸雄氏を父に持つ蜷川実花の監督第2作を「蜷川の名に恥じない作品だ。最も勢いのあったころのケン・ラッセルをどこか思い起こさせ、日本のポップカルチャーを動かしているスーパーモデルや、十代のアイドル業界への痛烈な批判になっている」と絶賛。さらに、主演の沢尻に「日本版ケイト・モス」と称賛をおくり、共演陣についても「検事役の大森南朋と、りりこが所属する冷酷なタレント事務所社長を演じる堂々たる桃井かおりが、絶対的なまでに見事な演技で脇を固めている」と評価している。
原作は、第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の同名コミック。究極の美ぼうで芸能界のトップに登りつめたモデルのりりこが、誰にも言えない秘密を抱えながら、欲望の渦にのみ込まれていく姿を描く。日本をはじめ台湾でも8月24日に封切られ、今後は香港や韓国での公開を控えている。
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