「人生、いろどり」白鵬一家の応援に吉行和子と藤竜也が感激
2012年8月29日 21:00

[映画.com ニュース] 徳島県の四国一小さい町を舞台に、木の葉や道ばたの草を料理の“つまもの”として販売するビジネスを立ち上げ、大成功を収めた実話を映画化した「人生、いろどり」のイベントが8月29日都内であり、主演の吉行和子と藤竜也、御法川修監督が出席。阿波徳島観光大使を務める横綱・白鵬関が一家そろって映画のPRに駆けつけた。
上勝町農協職員の提案から始まった“葉っぱビジネス”に3人のシルバー世代の女性が奮闘する模様を描く。吉行は藤扮する夫の猛反対にあいながらも、初めて自分の意志を貫く女性・薫を演じる。富司純子、中尾ミエが薫とともに仕事を始める幼なじみを演じ、年齢にとらわれず生きがいを見出す女性たちの姿を体現する。
紗代子夫人が徳島県出身ということから、夫婦で観光大使を務めている白鵬関は「仲間と人の出会い、その中で夢を持って頑張っているお姉さんたち(吉行ら登場人物)に勇気をもらいました」と感想を述べる。そして、「私には相撲とは違った夢があります。それは農業です。モンゴルでは米が作れないので、北海道で米を作っています。達成すれば夢がかないます」と、故郷モンゴルで米を栽培したいという強い思いを明かした。
壇上には白鵬夫妻とともに、3人の子どもと紗代子さんの母も登場。藤は「うれしいです。横綱っていうのは特別な存在。本場所前の大事な時に、時間を割いて来てくださるのはありがたいですね」と感激を隠せない様子だ。
吉行は「105歳の母は今お相撲しか楽しみがないんです。きょう白鵬関に会うと伝えたら、105歳なのに目がキラッとしました」と、NHK連続テレビ小説のモデルにもなった、母・あぐりさんのエピソードを紹介。それを受けて白鵬関は、「双葉山世代ですね。今年生誕100年なので」と笑顔で話していた。
またこの日は、“葉っぱビジネス”の発案者の横石知二氏、徳島県観光政策監の熊谷幸三氏も出席した。
「人生、いろどり」は2012年9月15日シネスイッチ銀座ほか全国で公開。なお、徳島県では9月1日から先行上映される。
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