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織田裕二、ファン4000人の拍手に言葉失う 1分間にわたり頭下げ続ける

2012年8月23日 19:34

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ファン4000人の拍手に感激の「踊る」キャスト陣
ファン4000人の拍手に感激の「踊る」キャスト陣

[映画.com ニュース] 日本実写映画興行収入記録を樹立した、人気シリーズの完結編「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の完成披露試写会が8月23日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われた。

この日は、主演の織田裕二をはじめ柳葉敏郎深津絵里ユースケ・サンタマリア伊藤淳史内田有紀小泉孝太郎小栗旬北村総一朗小野武彦斉藤暁佐戸井けん太、本広克行監督、脚本の君塚良一という、“踊るファミリー”14人がずらり勢ぞろい。駆けつけたファンのボルテージも、初めから最高潮に達するほどの盛り上がりだ。

ドラマ版から15年にわたり青島俊作を演じてきた織田は、「お久しぶりです。前都知事と同じ名前の青島です」と挨拶し、「皆さん、気づいていただけました? 今日は特別な日ということで、よそ行きをテーマに服を選びました」と語ると、場内は大喝さい。さらに、「こんな試写会、初めて。いつも皆さんにはやられます。これも最後ですね。ドカンと大きな花火を打ち上げたい気持ちでいっぱいです」と笑顔で語った。

ユースケは、「ファイナルだとか、最後だからとか聞くと寂しくなるね。皆さんの熱い署名活動のおかげで、スピンオフ『署長・真下正義』が……」と言いかけたが、柳葉にたしなめられションボリ。「スリー・アミーゴス」のひとり、北村は「あのねえ、僕たち15年間も出演させていただいて、ひとえに皆さんの後押しがあったればこそ」と深々と頭を下げた。舞台挨拶終了後には、鳴り止まぬ“アンコール”の拍手に、織田が再登場。感無量の面持ちで言葉を失い、約1分間にわたり客席に向かって頭を下げ続けた。

スピンオフを含む、劇場版5作の累計観客動員約3127万人、興行収入約427億9000万円という金字塔を打ち立ててきた「踊る」シリーズ。今作では、警察が押収した拳銃を使った連続殺人事件が発生し、捜査の過程で青島にある嫌疑がかけられ辞職勧告がくだされる。さらに、室井(柳葉)までもが組織の大きなうねりにのみ込まれ、職を解かれようとしていた。それでも懸命に捜査を続けるなか、真下(ユースケ)の息子が誘拐される。

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」は、9月7日から全国で公開。

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