「スノーホワイト」続編は、クリス・へムズワース主演のスピンオフに

グリム童話の名作「白雪姫」を題材にしたアクションアドベンチャー大作「スノーホワイト」は、スチュワートがヒロインのスノーホワイト役、シャーリーズ・セロンが敵対する悪の女王役、ヘムズワースがスノーホワイトとともに戦うハンツマン役を演じた。

米ユニバーサル・ピクチャーズはすでに続編の準備に入っていたが、7月中旬に主演のスチュワートとメガホンをとったルパート・サンダース監督の熱愛が発覚。スチュワートは「トワイライト」シリーズで共演する人気俳優ロバート・パティンソンと交際中であり、サンダース監督は「スノーホワイト」にも出演したモデル兼女優リバティ・ロスと結婚していることから、不倫スキャンダルとして大々的に報じられた。

この騒動が続編にどのように影響するか注目されていたが、ユニバーサルは続編の製作を取りやめ、代わりに以前から企画が持ち上がっていたヘムズワース演じるハンツマンに焦点を当てたスピンオフ作品として進めていく方針にしたようだ。米ハリウッド・レポーター誌は、スチュワートは新作から降板させられたと報じているが、米ロサンゼルス・タイムズ紙などによればユニバーサルはこれを否定し、出演の可能性はあることを強調している。

続編の脚本家として起用されたデビッド・コープは離脱が決定しており、ユニバーサルは現在、新たな脚本家を選定中だ。サンダース監督の続投は不明。ちなみに、サンダース監督の妻ロスは敏腕弁護士を雇い、離婚に向けて行動を開始したと噂されているが、同時に夫妻はカウンセリングを受け関係修復を図っているとの情報もある。

一方、スチュワートに浮気されたパティンソンは8月13日、主演する新作「Cosmopolis（原題）」のPRで米テレビ番組「デイリー・ショウ」に出演。騒動後はじめて公の場に姿を見せると、司会者ジョン・スチュワートからアイスクリームを差し出され、傷心を労われた。