川島海荷×藤森慎吾×クリス松村、ドラキュラアニメ吹き替え版で声優挑戦
2012年8月9日 08:00

[映画.com ニュース] 女優の川島海荷が、3Dアニメ「モンスター・ホテル」の日本語吹き替え版で、声優を務めることがわかった。お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾、タレントのクリス松村の参加も決定した。
ゲンディ・タルタコフスキー監督がメガホンをとった今作。伝統あるドラキュラのホテルを舞台に、過保護に育てられたドラキュラの娘メイヴィスと、ホテルに迷い込んだ人間の青年ジョナサンの恋を描く。オリジナル版は、アダム・サンドラー、アンディ・サムバーグ、ケビン・ジェームズ、セレーナ・ゴメス、スティーブ・ブシェーミらが参加している。
川島は、118歳(人間の18歳)になる主人公メイヴィスの声を担当。今まで外の世界に出たことがない、箱入り娘というキャラクターに挑む。メイヴィスと同じく18歳の川島は、演じるキャラクターを「とてもピュアで素直だなあと思いました。しかも意思も強くて、愛らしい」と分析。そして、「モンスターということを意識しすぎず、ひとつひとつの感情を大切したいと思います。かわいく、恋する女の子を純粋に演じたい」と意気込んだ。
これまでにもアニメの声優を行った経験を持つが、「声優は本当に難しいお仕事だなといつも思います。声だけで感情を表現したり……まだまだ未知の世界です。しかも、ひとりでブースに入って声をとるので、想像を膨らませないと」と話す。今回、主人公の声に起用され「プレッシャーもありますが、自分らしく頑張ります。とにかく魅力的なキャラクターにできたらなと思っています!」と決意を新たにした。
“チャラい”キャラクターでブレイクした藤森は、世界旅行中にモンスターの世界に迷い込んでしまった人間の青年ジョニーを演じる。「ジョニーはとても愛くるしいやつ。お調子者でおバカ。でも心優しい少年。そんな彼をチャラ男が演じました」と説明している。クリス松村は、顔が似ていることから起用されたモンスターの“干し首”役で、声優に初挑戦する。
「モンスター・ホテル」は、9月29日に全国で公開。
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