ミゲル君、五輪は日本びいき? 卓球女子団体の銀メダルに「興奮」
2012年8月8日 12:28
[映画.com ニュース] ポルトガル出身の人気シンガー・ミゲル君がスティーブン・スピルバーク監督の名作「E.T.」のブルーレイ発売を記念し“応援隊長”に就任することになり8月8日、都内のスタジオで会見。ジョン・ウィリアムズが手がけた有名なテーマ曲を、世界で初めて日本語詞をつけたバージョンで生披露し「日本語で歌うのは難しいけど、出来は100点」と満足そうな表情だった。
子どもの頃にTV放送で「E.T.」を見たといい、「お気に入りはE.T.と主人公の男の子が出会うシーン。周りのみんなはE.T.を嫌うのに、彼だけは優しくしてあげるからね。もし僕がE.T.に出合ったら、同じように優しくしてあげたい」。世界中を涙させた名作だが「僕は泣いてないよ(笑)。お母さんは泣いていたけど」と茶目っ気を見せた。
夏休みに行ってみたい場所は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと富士急ハイランド」。開催中のロンドン・オリンピックは日本代表を応援しているといい「卓球の女子チームが銀メダルを取りましたね。とても興奮しました。僕も学校の卓球大会で優勝したことがあるんだ」と笑顔で話し、準決勝進出を決めた女子バレー代表にも「頑張っている姿に感動しました。あんなに強いとは思っていなかったので、次も頑張ってほしいです」とエールを送った。
映画は地球に取り残された宇宙人と子どもたちの心の交流を描くSFファンタジーで、1982年の公開当時、全世界累計興行収入が約8億ドルを突破した。ユニバーサル100周年と劇場公開30周年を記念し、スピルバーク監督とユニバーサル・スタジオのデジタル・チームの共同作業によるデジタルリマスター化が実現。これまで入手不可能だった日本語吹き替え版が、91年に日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送された音声を収録。声優・浪川大輔が担当した、少年エリオット(ヘンリー・トーマス)の声がよみがえる。
ミゲル君が歌うテーマ曲は、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントのYouTube公式チャンネルにアップされる予定。ブルーレイは11月2日に発売。