小泉孝太郎、父・純一郎氏は「放任主義だった」
2012年7月23日 18:00

[映画.com ニュース] 瀬戸内海国立公園選定80周年を記念する映画「瀬戸内海賊物語」の製作発表会見が7月23日、都内で行われ、俳優の内藤剛志、小泉孝太郎、中村玉緒らが出席。同日、1027通の応募のなかからオーディションで選ばれたメインキャストの子役4人がお披露目された。
昨年8月、香川県で開催された「瀬戸内国際こども映画祭」で行われた「エンジェルロード脚本賞」のグランプリ作品を、受賞者である大森研一監督(「恐怖新聞」「ライトノベルの楽しい書き方」)が自ら映画化。村上水軍、塩飽水軍の子孫とその同級生たちが、埋蔵金探しに出かける冒険アドベンチャー。村上水軍の末えいを演じる柴田杏花ちゃんをはじめ、大前喬一くん、伊澤柾樹くん、葵わかなちゃんら人気子役が出演し、ヒロインの父親を演じる内藤、担任教師役の小泉、ヒロインの祖母役の中村らが脇を固める。
内藤は、「夏は子どもたちを少し大人にする不思議な季節。私自身、長編小説を読み終えたのも、女の子を真剣に好きになったのも夏だった」と本作の普遍性をアピール。小泉も、「まるで『スタンド・バイ・ミー』のような清涼感あふれる余韻にひたれる台本。教師役なので、子どもたちが楽しく撮影できるようサポートしたい」と抱負を語った。記者から、父・純一郎氏との“冒険エピソード”を問われると「うちは放任主義だったので、ひとりで遠くに出かけることが多かった。多少無茶をしても、笑って許してもらえたので感謝していますね」と振り返った。
中村演じる祖母は、携帯電話を自在に操る“現代的おばあちゃん”だといい「ふだんは(携帯電話は)まったくダメなので、まずはそこから練習しなければ。子役の皆さんがしっかりしているので、こちらが緊張してしまう。NGを出したらゴメンね」。実生活では孫はおらず、「こういう孫がいたらいいなと思う」と目を細めた。
大森監督は「村上水軍の埋蔵金や笛など、実際に見つかっているものや史実を盛り込んだ内容なので、大人にも楽しんもらえる作品にしたい」と意気込む。今年8月にクランクインし、2014年に開催予定の第2回「瀬戸内国際こども映画祭」での上映を目指す。
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