76歳のウッディ・アレン監督、引退に興味なし
2012年6月24日 17:30

[映画.com ニュース] アカデミー賞脚本賞を受賞した「ミッドナイト・イン・パリ」が公開中のウッディ・アレン監督が、米WENNのインタビューに応じ、健康上の問題がない限り現役を退く考えはないことを明かした。
現在76歳のアレン監督は、「引退して犬を愛でている自分の姿なんて想像もできない」「起きて仕事して出かけるのが好きだ。私にはエネルギーと心配がありすぎて、隠居なんてできないよ」とコメント。「突然に脳梗塞や心臓発作を起こして、引退を余儀なくされるかもしれないけれど、健康な状態が続く限り仕事はやめないつもりだ。ただし、お金がなくなる可能性はあるけどね」と話している。
「私に出資してくれる人たちがいずれは賢くなって、“こんなに苦労してまで作る映画じゃない”と言ってお金を出してくれなくなるかもしれない。それでも私は辞めないだろう。舞台の脚本や小説を書いたりするはずだ」
ちなみに、アレン監督はイタリアで撮影した新作コメディ「To Rome with Love(原題)」のなかで、ステージ復帰を目論む引退したオペラ監督の役を演じている。同作は、アレック・ボールドウィン、ペネロペ・クルス、ジェシー・アイゼンバーグ、エレン・ペイジ、ロベルト・ベニーニ、ジュディ・デイビス、グレタ・ガーウィグ、そしてアレン監督が出演。6月22日から全米公開される。
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