カルト映画「バーバレラ」を「ドライヴ」の監督がテレビドラマ化
2012年6月23日 23:00
[映画.com ニュース] SFエロティック映画の金字塔として知られる「バーバレラ」が、テレビドラマ化されることになったとハリウッド・レポーター紙が報じた。
製作を手がけるのはフランスの映画製作会社ゴーモンが立ち上げたゴーモン・インターナショナル・テレビジョンで、プロデュースはマーサ・デ・ラウレンティス、監督・製作総指揮にはライアン・ゴスリング主演「ドライヴ」で独自の映像世界を披露したニコラス・ウィンディング・レフン。
ジャン=クロード・フォレストのSFコミックの映画化で、遠い未来を舞台にある科学者を探し出す指令を受けた女宇宙戦士バーバレラ(ジェーン・フォンダ)の旅路を描くもので、キッチュな性的描写からカルト映画として知られている。かつて、ドリュー・バリモアがリメイクを目指したが、実現には至らなかった。「ドライヴ」でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したレフン監督は、「このユニークなキャラクターを新たな世代に紹介するのが楽しみだ」と抱負を述べている。
ゴーモン・インターナショナル・テレビジョンは、「羊たちの沈黙」や「レッド・ドラゴン」で知られる連続殺人鬼ハンニバル・レクターを主人公にした新ドラマ「ハンニバル(原題)」の制作も行っている。