過疎の町の葉っぱビジネスを映画化「人生、いろどり」予告編&ポスター公開
2012年6月19日 16:00

[映画.com ニュース] 高齢化と過疎化が進む徳島県・上勝町で、平均年齢70歳の女性が中心となり、葉っぱや道端の草を料理のつまものとして販売、売上高2億6000万円をあげるビジネスとして成功させた実話を映画化した「人生、いろどり」の予告編とポスターが公開された。
舞台は人口約2000人、高齢者が48%を占める四国で一番小さな町・上勝町。ミカン産業が全滅した町の活気を盛り返そうと、農協職員の江田が葉っぱをつまものとして販売することを企画。周囲から冷ややかな目で見られる江田だったが、3人の女性がともに立ち上がる。吉行和子が、夫の猛反対にあいながらも、初めて自分の意志を貫く女性・薫を、富司純子、中尾ミエが薫とともに仕事を始める幼なじみの友人を演じる。それぞれ悩みを抱えながらも生きがいを見出し、友情や家族に見守られながら輝く女性たちの姿を描く。
予告編では、薫たちが希望を持って葉っぱビジネスに着手するシーンから始まり、その後ビニールハウスの火事やそれぞれの家庭内の事情、意見の食い違いなど紆余曲折を経ながらも、自分たちの手で築き上げた成功を喜ぶ姿が、原由子が担当した主題歌「ヘヴン」に乗せ映し出される。また、ポスターは美しい紅葉をバックに、葉っぱを収穫する3人の女性の生き生きとした表情が印象的な仕上がりとなっている。
「人生、いろどり」は2012年秋全国公開。なお、本作の舞台となった徳島県では、2つの劇場で9月1日から先行上映される。
(C)2012「人生、いろどり」製作委員会
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