伊藤英明「海猿」ファン4000人を前に感無量、加藤あいは感涙!
2012年6月19日 20:03
[映画.com ニュース] 海上保安庁の隊員たちの活躍を描く人気シリーズ最新作「BRAVE HEARTS 海猿」の完成披露試写会が6月19日、都内で行われ、主人公・仙崎大輔を演じる伊藤英明をはじめ、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、平山浩行、伊原剛志、時任三郎、羽住英一郎監督が舞台挨拶に立った。
「海猿」(2004)を皮切りに、連続ドラマと続編映画「LIMIT OF LOVE 海猿」(2006)、完結編として製作され2010年の実写邦画で興行収入No.1を記録した「THE LAST MESSAGE 海猿」と歴史を築き上げた同シリーズが、さらなる続編を求めるファンの後押しを受けて待望の“カムバック”。会場に駆けつけた約4000人のファンの熱狂的な声援に、伊藤はしばし言葉を失い「待っていてくれてありがとうございます」と感無量の面持ち。シリーズ初の夏休み映画で「何が何でも成功させなければいけないプレッシャーを感じたが、皆さんの声援を聞いて、今は成功を確信している」と会心の笑顔を見せた。
映画は原作コミックの最終話であるジャンボジェット機の海上着水事故を描き、仙崎(伊藤)と吉岡(佐藤)ら救難のスペシャリスト集団である「特殊救難隊」が、ジャンボ機が海面に浮かんでいられるわずか20分間で乗客乗員346人全員を助け出そうと奮闘する。大輔の妻・環菜(加藤)は第2子を妊娠し、吉岡の恋人でCAの美香(仲)が、事故機に搭乗している設定だ。
加藤はファンの熱気に涙をとめることができず「本当に愛されている作品なんだと、改めて実感している」。久々の“現場復帰”を果たした佐藤も「皆さんの後押しがあっての作品。僕自身、本当に幸せだし、皆さんに納得してもらえる作品になった」と胸を張った。この日は台風が日本列島に上陸し、「6月の東京に台風が来るのは8年ぶりだそう。ちょうど第1作の映画も8年前の6月に公開され、当時から『続編を作りたい』と話していたのを思い出す」(羽住監督)。本作で映画としては、シリーズ第4作目を数え「全力を出しきった。一番いい『海猿』ができた」と自信のアピールだった。
「BRAVE HEARTS 海猿」は7月13日から全国で公開。
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