マサラシステム採用の“ロボット感謝祭”で観客が大騒ぎ!
2012年6月18日 15:00

[映画.com ニュース] インドの大スター、ラジニカーント主演のアクション大作「ロボット 完全版」が6月17日、大ヒットを記念し都内の劇場で“ロボット感謝祭”を開催。エッセイストのたかのてるこ氏、創作カレー出張料理ユニット「東京カリ~番長」の水野仁輔氏が登場し、インドにまつわるトークショーで会場を大いに盛り上げた。
心をもってしまったロボット(ラジニカーント)が、失恋の果てに暴走する姿をコミカルに描いた、インド製SFアクション「ロボット」のオリジナル完全版。約40分短く特別編集された日本版が話題を呼び、上映時間177分ノーカットの完全版公開が決まった。
この日は、観客からリクエストが寄せられたインド流“マサラシステム”での上映が実現。インドの映画館では、主役登場にあわせて歓声や紙吹雪が舞い、ダンスシーンでは一緒に踊るなど、ライブのように映画鑑賞を楽しむ習慣がある。インドに造詣の深いたかの氏は、「インドの映画は、ぜひインドの映画館で見てほしい。地響きが起きてクラブみたいに映画館が揺れる。皆さんもダンスシーンは強制的に立つこと!」と厳命。また、「アホなことを大人が真剣にやっているのが面白い! だいたい主役はおっさんでムチムチしているけど、見終わるとなぜか大好きになっている」とインド映画の魅力を熱く語った。
水野氏は、「日本版で唯一不満だったのはダンスが足りなかったこと! 完全版ではきっとダンスシーンが増えてると思うので楽しみ」と興奮しきり。さらに、「普通は『ワケわからんが面白い』なんてコピーは配給会社がNG出すでしょ。でもインド映画では、“しつこい”“長い”“詰め込み過ぎ”とかが全部褒め言葉になる」と分析していた。
「ロボット」は現在公開中。
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