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阿部寛、恋愛群像劇「つやのよる」主演で行定勲監督と初タッグ

2012年6月16日 07:00

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「つやのよる」に主演する阿部寛
「つやのよる」に主演する阿部寛

[映画.com ニュース] 俳優の阿部寛が、行定勲監督が井上荒野氏の恋愛小説を映画化する「つやのよる」に主演することがわかった。行定監督と初めてタッグを組む阿部は、「いままでやったことがない世界観の作品を存分に味わいたい。行定監督の妥協せずまじめに作品に取り組む、その世界にどっぷりつかって楽しみたい」と強い覚悟をにじませている。

主演作「テルマエ・ロマエ」が興行収入50億円を突破する大ヒットを飾っている阿部。今作では、奔放な妻・艶(つや)に振り回され続けながら、愛のために生きる主人公・松生を演じる。メガホンをとる行定監督は、原作を読んだときに阿部のことが頭をよぎったそうで「不貞を犯す妻を真面目に実直に愛する姿が、ぴったりだと思ったからです。実際にお会いした阿部さんの印象は、まさに私の思い描いていた通りだった」という。そして、「阿部さんの醸し出すユーモアが大好きです。それがこの映画のエッセンスになればいいなと思っています」とコメントを寄せた。

直木賞受賞作家である井上氏は、“全身小説家”と称された井上光晴氏の長女。著作が映画化されるのは、今回は初となる。駆け落ちをして大島に移住した松生は、何度裏切られても献身的に愛してきた妻ががんに侵されこん睡状態に陥ったことを、現実として受け止められずにいる。そんなとき、艶が関係を持った男たちに、艶の死を知らせるという考えがひらめく。

松生が危篤を知らせるのは男たちだが、夫の、恋人の、父の様子から艶との肉体関係に勘付いてしまう女たち。歩んできた人生に突然割り込んできた艶という女性の存在に、女たちは困惑を隠せない。よく知っているはずの“男”が自分の知らない表情を見せたとき、女たちは「自分の男」を見つめ直し始める。この恋愛群像劇で、阿部が対峙(たいじ)することになる男たち、女たちには、豪華キャストが名を連ねている。6月1日にクランクインし、7月中旬に撮了を予定している。

「つやのよる」は、新春に全国で公開予定。

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