岡田准一、全国行脚に意気込み「400年前と変わらない空を見たい」
2012年6月7日 12:00

[映画.com ニュース] 映画「天地明察」のキャスト、スタッフ陣が全国各地をめぐる「北極出地キャンペーン」がスタートすることを受け6月7日、東京・江東区の富岡八幡宮で行われた安全祈願出発式に、主演の岡田准一と滝田洋二郎監督が出席し意気込みを語った。
2010年本屋大賞を受賞した冲方丁氏の小説を原作に、江戸時代前期に新たな暦作りに挑戦した安井算哲(のちの渋川春海)の姿を描く。“北極出地”とは、全国の北極星の位置を測定する仕事で、のちの算哲が行う暦作りの土台となるもの。映画の中でも算哲らは富岡八幡宮で安全祈願を行って旅立った。
岡田と滝田監督は白い小忌衣(おみごろも)を羽織り、神妙な面持ちで旅路の安全を願い、祈りを捧げた。岡田は「実際に算哲たちが北極出地に旅立った場所からいろんなところに行けるのは楽しみです。400年以上が経っても変わらない空を算哲同様、全国各地で見て来られたらいいなと思います」と意気込みを明かす。滝田監督も「今日から最初のキャンペーンということで、みなさんにお伝えすべきことを伝え、大ヒットにつながるようにしたいです」とうなずいた。
キャンペーンでは劇場で実際に北極星の位置の測定をするほか、岡田は「全国のみなさんに夜空を写真で撮ってもらって、みんなで夜空を作ろうという企画も考えました」という新たな企画を発表。「思い出の空などいろんな夜空を撮ってもらえたらいいですね。僕も参加して夜空を撮ろうと思っています」と笑顔で語った。
キャンペーンではまず東北方面に向かうが、特に福島県は原作者・冲方氏が現在も在住しており、映画の中で会津藩主の保科正之(松本幸四郎)が算哲に暦作りを命じるなど、作品ともつながりが強い。滝田監督は本作の製作に際し、佐藤雄平福島県知事から「いい映画に仕上げてください」と激励を受けたそうで「(映画完成の)報告をしたい。この映画を見て少しでも元気になって勇気が出れば。みんなで空を見上げ、昔の歌にもありますが『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』みたいな気分で、ホッとして自分の空を見つけてくれればうれしいです」と語った。
「天地明察」は9月15日から全国で公開。
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